2016.07.31 Sunday
自分でも気づいていなかったメンタルブロックをはずそう★
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私達の内側深いところにある記憶は、私達が気づかないところで動いて、
これから何を実現していくかに大きな影響を与えます。
今ではほぼ消えていると思いますが、何でも根性でやり抜けといういわゆる「根性論」が
親から子へ、先輩から後輩へ、上司から部下へ語り継がれていた時代がありました。
強い意志でやり抜くというのは悪いアドバイスではありませんが、
もし自分の奥の本音を抑えての「根性論」的な意志力の使い方をしているとしたら
あまり良いメンタリティーだとは言えません。
誤解しないで頂きたいのですが、強い意志でやり抜くことを否定しているわけではなく、
意志とは違うところからの影響が内的に起こっていて、
持続性や実行力を抑えることになっている場合があるということです。
とかく経験が多い人間は、まだ経験が浅い人を見て、やる気が足りないとか、根性が足りないとか、
気持ちが入ってないとかいった理由づけをしがちになります。
経験の中から奥の方の記憶になってしまっているもの、
たとえば自分がこれまでにしてきたことを否定されたとか、認めてもらえなかった経験が
潜在意識の中でもしコンプレックスになっていて、
経験の浅い人の今の状態に投影しているのかもしれません。
新しい何かを会得しようとする時に、その人の潜在意識にあるコンプレックスが、
ブレーキをかける可能性があるのですが、
身近な先輩のコンプレックスからも影響を受けることがあるのです。
残念ながら、潜在意識にどのようなコンプレックスが潜んでいるかは、
多くの場合本人には自覚がないものなのです。
そのコンプレックスに気づいていないとしたら、本人にとっては、それは存在しないということです。
人を見てアレコレ思ったり言ったりするわけですが、
当の本人がそのアレコレの実践者だったりするのです。
もし毎日、自分が意図することを成し遂げる信念の行いを続けた結果を見て、
何も良い結果が出ていないとすれば、意図していることを否定するコンプレックスが潜在意識にある
可能性が高いでしょう。
自分の内側にある、好ましい結果を出すことを止めているコンプレックスを知る手がかりは、
外的なことに無意識に反応する意識の現れ方と、
内的に思わず電流が流れるような感覚を覚える「気づき」の感覚にあります。
内的な反応としての「気づき」を説明するのは次の機会にゆずるとして、
今回は、外的なことへの自分の反応からヒントを得る方法について少し触れましょう。
最もわかりやすいのは、自分に感情が発生している時です。
たとえば、ある人の言動にカチンと来たり、ムカッとした時など、その典型的な場面です。
感情エネルギーが高くなる時は、自分の潜在意識にある記憶が反応しているので、
潜在的なコンプレックスを手放すタイミングが来ていることを教えてくれています。
そのコンプレックスを手放していくには、「感情解放の基本手順」と「四つの祈り」が有効です。
一度行うだけで魔法のようにそのコンプレックスをクリアできることは稀ですが、それでも、
感情が反応する都度、「感情解放の基本手順」を行うようにして下さい。
根気よくこの手放す作業を続けていくことで、確実に自分の内側のエネルギーの状態は変容していき、
ある瞬間にピシっとくる感覚、身が軽くなるような感覚を得て、スッキリするようになります。
その感覚は、コンプレックスが解体されて、生じた空白に善なるエネルギーがかけぬける感覚です。
あと一つ、自分をリセットする時間を毎日のスケジュールに設定しましょう。
できれば朝一番の時間と、夜寝る前の時間に設けたいところです。
それを「祈り」の時間にするのもいいでしょうし、「瞑想」の時間にするのもいいでしょう。
或いは、朝一番の時間なら、いいエネルギーに触れながらする散歩もいいでしょう。
自分の意識と潜在意識と宇宙のエネルギーが、一切の抵抗をはずして通い合うような「時」を
味わうのです。
これらの方法をやりながら、自分の内側のコンプレックスを解体し、
無意識にかけていたメンタル的なブレーキをはずしましょう。
ブレーキがはずれてくると、自分が出したエネルギーが波動の合うものを連れ返ってきて受け取る
という流れ「発願→確信→受取」が、より実感としてわかるようになります。
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